何をやってもワキガが治らない・・・と落ち込んでいませんか?ワキガのニオイが気になってしまうと、人との距離も気になりますし外に出るのも怖くなってしまいます。

生活習慣の改善など、自分でできるワキガ対策の方法や興味はあるけどなかなか手が出しにくい・・という手術についてなど、詳しくご紹介していきます。

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ワキガは生活習慣を見直さなければ治らない

ワキガの症状を改善していく方法のひとつとして生活習慣の見直しをしてみましょう。どのようなことに気をつけていけばよいのでしょうか。

ワキガの人が意識しなければいけない食事

ワキガのニオイを強くしないためには、このような食事法がオススメです。

  • ニオイの強い食べ物を控える
  • 肉を控え、魚などの和食中心にする
  • 内臓に負担をかけないよう腹八分目にする
  • 質の悪い油を避ける

肉メインの食事は、動物性脂肪や動物性たんぱく質がアポクリン腺から排出され、ニオイを強くしてしまいます。

また、ニオイの強い食べ物や質の悪い油もアポクリン腺から排出される成分に含まれてしまいますので、ニオイに影響が出るでしょう。

また、内臓に負担がかかると消化されにくくなり、体内残った食べ物がガス化して血液とともにニオイの原因になるので注意が必要です。

また、体内が酸化しているとワキガが治らないため、弱アルカリ性に整えておくことも大切です。ナトリウム・カリウム・マグネシウム・カルシウムを多く含む食材を取ったり、活性酸素を抑える、抗酸化作用のある食材を取るなどするとよりニオイが軽減されます。

ワキガ対策は服選びも大切

ワキガの人にとって、服装も大事なポイントになります。アポクリン腺から出た汗が服につき、菌が服で繁殖してしまうことによってニオイが強く漂ってしまうのです。

化学繊維の素材は、蒸れてニオイを強くさせてしまいますし、ニオイを発散させて、周囲の人にまき散らしてしまいます。吸汗速乾のものの場合も、水分は蒸発しますがニオイの成分が服に残るので気を付けましょう。

よく洗える天然素材の服を選びましょう。ただし、ウールやシルクなどは黄ばみが付きやすいのであまりおすすめではありません。特に、下着は綿素材など脇汗を吸収するタイプのものだとより安心です。

また、形も大事です。あまり肌を露出しているとニオイを遮るものがないので、袖のある服が良いです。さらに、密閉しないデザインのものがいいでしょう。

適度な運動で老廃物を出す

運動をして汗をかく=ワキガが悪化する・治らないと思っていませんか?実は、全く逆で、運動不足だとニオイがきつくなってしまうのです。

運動不足の人は体内の老廃物などを汗と一緒に出すことができず、ニオイの強い汗になってしまいます。

適度な運動をすることで体の中の老廃物をため込まず、汗の質が変わりサラサラとした「良い汗」をかけるようになります。運動の中でも、特に有酸素運動はサラサラした汗をかけるのでおすすめです。

手術は嫌だ!他に治療法はないの?

手術がワキガに有効な手段だとわかってはいるけれど「どうしても嫌!」「手術が怖い!」という人も多いでしょう。手術以外の方法でワキガはならないのでしょうか。有効な対処方法を見てみましょう。

ワキガ対策のクリームを頼る

ワキガ専用のデオドラント製品、特にクリームは汗腺をふさいで汗を抑えてくれます。

市販のデオドラントクリームの場合は汗を抑える効果に特化したものが多いですが、殺菌や消臭効果は弱いという性質があります。クリームで押さえきれないほど汗をかいてしまったら拭いてつけ直す必要があります。

通販で売られているワキガ対策のクリームは、殺菌力や消臭力にすぐれています。

値段はやや高めですが、市販のものと比べると持続力が高いというメリットがあります。汗の量にもよりますが、朝塗って夕方まで効果が続くものもあるので試してみる価値はあります。

漢方薬でワキガを治す

ワキガを改善する方法として漢方もあります。漢方には多汗を抑える作用のものや自律神経を整えて緊張を抑え精神的発汗に効果のあるもの、体の水分の代謝を高めるものなどがあります。

漢方は身体に穏やかに効果がでますので、時間をかけてじっくり取り組みましょう。

ワキガの制汗剤で治す

病院でも処方されるワキガ用制汗剤として評判の塩化アルミニウム液の制汗剤を使うという手もあります。汗の出口をぴったりと塞いで汗を防ぎます。

しかし、濃度が濃いと効果は高いのですが、かぶれなどの副作用が出てしまうので肌の弱い人は気を付けましょう。

脇の脱毛で治す

脇の脱毛でワキガが治るなら一石二鳥と思うかもしれませんが、脱毛用のレーザーや光はアポクリン腺を破壊するほどは強くないので完全に治るというわけではありません。

しかし、ダメージを与えることはできるので、ニオイが軽くなる可能性が高いです。

また、ワキのムダ毛がなくなることで汗が皮膚につきにくくなりニオイが抑えられる効果があります。

消毒液でワキガの細胞を消毒

アルコール消毒液で、ワキガを発生させる皮膚の雑菌を消毒することでワキガのニオイを消すことができます。

消毒液を付けたコットンを脇の下に当てて消毒するだけで効き目が表れるのでとても即効性があります。

しかし、3~4時間もすると雑菌が元の数に戻ってしまうため、かなりコマメに消毒する必要があります。また、肌がかぶれてしまう可能性もあるので、パッチテストをしてから試すようにしてください。

針治療でワキガを治す

ワキガは、東洋医学では「体に熱と湿がこもりやすいタイプの人」に起こると考えられているため、内臓の働きを活性化させ、老廃物の排出を促す治療によって体質を改善します。

あくまでも体質を改善するため、対処療法と並行しながら長い目で治療に通う必要があります。

また、同じ針治療でも電気凝固法と言われる毛穴に針を刺して電流を流し、アポクリン腺を破壊するという方法もあります。こちらは、火傷や色素沈着の危険性があるのであまりおすすめとは言えません。

ワキガ対策を自分でやると時間と手間が必要

ワキガ対策には、どうしても時間と手間がかかってしまいます。また、ほとんどの対処方法で根本的にワキガが治ったとは言いきれません。これだけ頑張っているのにワキガが治らないなんて!とうんざりしてしまうことが多いです。

すぐに治したいのなら手術が最も有効

即効性と持続性を考えると、やはり手術が一番効果的です。ワキガの原因であるアポクリン腺の他にエクリン腺、皮脂腺を取り除きます。ワキガの手術にはいくつか種類があります。詳しく見てみましょう。

気になるワキガ手術の方法とは?

大きく分けると切開する方法と吸引する方法とがあります。

・切開する方法(切除法・皮弁法・反転剪除法・直視下剥離法など)
 脇の下を3~5センチほど切開してアポクリン腺を取り除く方法です。確実にアポクリ 
 ン腺を取り除けますが、傷口が大きくなり、跡が残ってしまうというデメリットがあ
 ります。
・吸引・掻きだす方法(皮下掻把法・皮下組織削除法・皮下組織吸引法超音波治療法な
 ど)
 脇の下に1センチほどの穴をあけてアポクリン腺・エクリン腺・皮脂腺を吸い取りま
 す。傷口は目立ちませんが、アポクリン腺が残る可能性があります。

手術をしても治らない可能性も

残念ながら、せっかく高額な手術をしてもワキガが治らない可能性があります。直視下手術法以外の場合は全てのアポクリン腺を取り除けていない場合もあります。さらに、取り除いた汗腺のうち5~10%は再生する場合もあります。

代償性発汗の症状が出てしまった場合、脇以外からも強いニオイが出るようになってしまいます。

医師から手術を拒否される場合もある

覚悟を決めて、ワキガを手術してもらおう!と病院に行っても、実は誰でも受けられるというわけではありません。カウンセリングの後に手術を断られることもあります。

「手術」という行為はどうしても体に負担がかかるので、心臓病・血友病など健康上不安がある人や、妊娠中の人、お子さんが小さい場合も育児に追われて安静にできないので断られる可能性があります。

また、汗腺が発達しきっていない未成年や本当はワキガ体質ではない人、自分のニオイが気になって仕方のない「自臭症」の人などは手術は受けられません。

まとめ

ワキガが治らないとお悩みの方への治すためにできる方法をご紹介しました。生活習慣を整え、自分でできる対処法を実行するのは時間や手間がかかってしまいます。

また、すべて実行しようと頑張っても、体質というものは簡単に変えられないため、精神的に参ってしまいます。

確実で持続性のある方法として手術がありますが、体質によっては手術が受けられない場合や手術の種類によっては再発してしまう可能性もありますので、自分にあった手術法や病院などの見極めが大切になります。