
どこでも売っている手軽な口臭予防に人気のガム!焼肉やニンニク料理店へ行くと食後にガムをもらえますよね。
ミントの香りで、口臭を緩和させ、相手に不快な思いをさせないための配慮です。
しかし、ガムはただ噛めばいいというわけではなく、選び方や正しい噛み方などがあるのです。
そこでこの記事では、ガムの選び方や正しい噛み方などを紹介していきますので、参考にしていただけたらと思います!
目次
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口臭対策はタブレットよりもガムが良い!
口臭対策には、タブレットや飴、ガムとございますが、何回も噛むことができるガムが一番良いです。
味が消えてしまったり、ゴミが出たりと不満な点はありますが、口臭を無くすためにはガムが一番良いです!
口臭予防をするガムはキシリトール一択!
口臭予防をしてくれるガムはキシリトールガムがオススメ!砂糖が入っていたりすると、虫歯の原因になり口臭の原因になり兼ねません!
糖分を含むということは、細菌にエサを与えているようなものなので、逆効果です。細菌は糖分を分解して酸にする性質があり、この酸が歯を溶かし、虫歯を作るので絶対にガムはキシリトールを選んでください!
口臭予防のガム選びに重要な6つのポイント!
口臭は、口内の乾燥が原因で起こります。ガムを噛むことで、唾液の分泌を促します。しかし、どんなガムでもOKという訳ではありません。
そこで、口臭に効くガムの選び方をご紹介します。
1.香りの強いガムを選べ!
香りの強いガムにはマスキング効果というものがあり、香りでニオイを消すことが出来るのです。よって口臭が口の中で充満している時に、香りの強いガムを噛むことで、ガムの香りが広がり、口臭に蓋をしてくれるのです。
ただ持続時間は20分程度と言われておりますので、一時的なものと考えておくべきでしょう。
2.クロロフィル配合のガムを選べ!
クロロフィルは、葉緑素とも呼ばれており、植物・海藻に含まれた緑色の天然色素!これが、着色料になり、消臭効果があることからガムに多く使用されているのです。
市販で売られているガムは、裏の成分表に「銅葉緑素」と記載されているので、注意して見てみてください!
3.フラボノイド配合のガムを選べ
フラボノイドはポリフェノールの仲間です。口臭の原因である揮発性硫黄化合物を分解します。これは、カテキンと同じ効果を持ち、消臭・抗菌作用に優れています。
市販のガムでは、「ルプス抽出物」や「◯◯茶抽出物」と記載されている場合があります。
4.長持ちするガムを選べ!
ガムを噛むだけで、唾液が出ます!それによりリラックス効果にも期待できるため、長ければ長いほど良いです!
柔らかいガムより硬いガムのほうが、噛む力も加わりより、唾液が分泌されます。なので、選ぶ時はフーセンが作れるようなガムは避けましょう!
私のオススメは、クロレッツです!色々噛んできましたが、味の持ちが非常に長いです。
5.味は、ミントや梅やレモンを選べ!
ミント味は、冷涼感があるので、息を爽やかにしてくれます。ブレスケアに一番使用されている味ですね!
梅やレモンは、酸味で唾液を増やしてくれる性質があります。酸っぱいものを想像すると唾液が出てきますよね?それと同じです!
唾液は口内の汚れを落としてくれるので、酸味系はオススメです!
6.歯科医院専売品のガムを選べ!
歯科医院専売品のガムは、市販では売られてなく、医師の人が、付属の薬局でしか手に入れられない特殊なガムです。
当然シュガーレスで、味がかなり長持ち!一度に2つ3つ食べることで歯の間や歯茎の境目などによく届き、口臭防止や虫歯予防に最適です。
ガムを噛むと期待できる口臭予防!
ガムを噛むことで、影響する効果をご紹介していきます。
唾液の分泌
唾液には汚れを洗い流してくれる自浄作用が働きます。また、細菌の繁殖を抑制させる抗菌作用もあるので、口内をキレイに保つことができます。
唾液の量が減ると、口内が乾燥しやすくなり、細菌の繁殖を活発にさせてしまい口臭の原因になるので、ガムでよく噛むことで唾液を増やす効果があるのです。
リラックス効果
ガムを噛むことによって、リラックス効果が働きます。それが、自律神経や副交感神経を刺激して、サラサラな唾液になるとともに、ストレスや緊張は、唾液不足の原因になりますので、それらを緩和してくれます。
鼻呼吸
ガムを噛んでいると、口はガムを噛むことに集中しているので、自然に鼻呼吸になると思います。
口呼吸は、口内を乾燥させてしまいますので、鼻呼吸はとても良い呼吸法なのです。長時間ガムを噛むことで、鼻呼吸の練習にもなります。
顎の筋力がつく
口の周りの筋力が衰えていくと、自然と口呼吸になる傾向があります。そうなると、口内乾燥、ドライマウスの症状になってしまいます。
柔らかいものばかり食べると筋力が衰え、顎の筋力がないと唾液の分泌低下につながりますので、ガムを噛み口周りの筋肉を鍛えることが必要なのです。
汚れを取る
食後などは、歯茎や歯の間に食べカスが溜まっています。舌に付いている舌苔にも汚れが溜まり汚い状態です。
ガムを噛むことで、これらの汚れをキレイに絡め取って落としてくれる効果があります。
虫歯の予防
虫歯は、歯に穴が空いた状態で、そこに汚れが詰まって口臭を発生させますが、ガムを噛むことで、唾液が豊富になることで、自浄作用が働き、汚れを取り除いてくれます。
また、唾液に含まれたミネラルが再石灰化させ、健康な歯へ修復してくれます。
正しいガムの噛み方!
食後にガムを噛む
食後にガムを噛むことで、食べカスを自浄作用で洗い流してくれます。できれば、食後は10分から20分くらい噛み続け、唾液をすぐ飲み込まずに口の中に溜めましょう。
食事などで酸性になってしまった口内環境を中和させることができるため、虫歯の予防に繋がります。
リズムよく噛む
ガムをリズムよく噛む時は、カラダを一定のリズムで動かします。神経伝達物質のセロトニン(幸せホルモン)を活性化させることで、心のやすらぎやリラックス効果を高めてくれるので、ストレス解消につながります。
ガムを利用することのデメリット!
色々ガムには口臭予防になる効果があるのが分かったと思いますが、口臭対策において優秀なわけではありません。ガムを利用することでのデメリットをご紹介していきます。
ガムを噛めない場面がある
営業、接客、など仕事中や結婚式、葬儀などの行事にガムを噛むなんてことは、普通は出来ません!誰でもそういった場面は必ずあると思います。
そういうときに、ガムを噛めないので口臭対策にはとても困るのでデメリットと言えるでしょう。
ガムの食べ過ぎはお腹をゆるくする
キシリトールガムは腸で吸収されにくいため、腸から水分が出て下痢になりやすい傾向があります。カラダに害はありません。また、個人差で下痢の量が変わってきます。
1日に食べる量はだいたい3個くらいと決めて、ガムを食べると良いでしょう。
顔のラインが歪んでしまう
ガムを片方の歯で噛みすぎてしまうと、顎の筋力バランスが悪くなって顔のラインが歪んでしまうことがあります。よって、両側の歯を使い、交互に噛むことを心がけてください。
無意識に片側で噛むクセが付いている場合があるので、意識して噛みましょう!
まとめ
色々と紹介してきましたが、ガムは一時的な口臭予防です。根本的な解決にはならないため、ガムを噛むのをやめたら口臭は発生してしまいます。
虫歯からのニオイなら虫歯をどうにかしなければいけませんし、胃の不調からなら、胃をどうにかしないといけません。
根本的に解決したいのであれば、それぞれのニオイの原因にアプローチした改善法を見つけていきましょう!