
寝起きの口臭が人に嗅がせられないほどひどいことになっていて、悩まされていませんか?特に寝起きの口臭は一日の中でも一番臭く、飲んだ次の日や、ニオイの強い食べ物を食べるとそのニオイは恐ろしいほど臭くなります。
あなたに彼氏彼女ができて、一泊二泊の旅行へ行った時に、いくらイケメンや優しい人でも寝起きに口臭があると、それだけであなたの株は下がります。自分ならトラウマものです…
人は相手のニオイには敏感な生き物なので、家族内でも絶対言われないだけで気づかれていますよ!そういったことを無くすためにもこの記事では、前日やるべきことや起きたときの口臭対策などをお伝えしていきます。
寝てる時にニオイを嗅がれてしまったら…ゾッとしますよね…まずは何が原因なのかを突き止めて、いち早く改善していきましょう!
目次
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寝起きに口臭がキツくなる主な原因はこれ!
なんで、寝起きは口臭がキツイと思いますか?しっかり歯も磨いているのになんで臭いんだろう?そんな疑問を持っている方も多いと思います。
基本的には寝起きの口臭は誰でも臭ってしまうものです。そのニオイをいかに抑えるかが鍵になります。
寝ている間って、当然水分は摂取できないので、口の中が乾燥します。水分が無くなることで、唾液の分泌量が減少し、口の中は細菌のパラダイス空間となっています。
唾液は細菌を洗い流す役割があるため、唾液はとても大事なのです!他にも、前日お酒を飲んだり、ニオイの強い食べ物を食べてしまうと更に寝起きの口臭は悪化!
みんなお酒、身体の悪そうな美味しいもの!食べちゃいますよね?なので寝起きの口臭はほぼみんなあると言っていいでしょう。ただそれを、抑えていくことは可能なので、気になってしまうのであれば対策が必要ですね!
寝起きに口臭がある人の5つの共通点
1.寝る前の歯磨きをしない、怠っている人
考えればわかることですが、寝る前に歯磨きをしない。これはご法度です!歯磨きはしているけど、適当になっている人もよくありません。
口の中に食べカスが残ってしまうと、細菌のエサになってしまうため細菌が増えてしまいます。
寝ている間は特に細菌のパラダイス空間なので、ウジャウジャ細菌が口の中にいることになります。なので、口臭がキツくなるのも当たり前ですよね!寝る前はしっかりと歯を磨き、最低でも5分以上丁寧に磨いてから寝ることが大事になってきます。
2.虫歯や歯周病を持っている人
虫歯があるとよくありません。虫歯になると歯に穴が開いている状態なので、その中に食べカスが溜まっていきます。穴に入ると歯磨きではどうしようもありませんので、どんどん歯の中に細菌が増え、口臭の原因になるのです。
さらに、虫歯がどんどん進行し、歯の神経が腐ることで腐敗臭も発生しますので、悪循環です!
すぐに歯医者さんに行き、虫歯の治療を行ってください!
歯周病を持っている
歯周病は口臭の原因の大半を占めています。寝ている間は唾液の量が減り、歯周病の進行を早めるので、寝起きは特にニオイが強いです。歯石や歯垢を放置すると、歯周病の原因になり、歯石に付着した歯垢は10分15分かけて歯磨きをしないとなかなかとることが出来ないため、非常に厄介です。
手っ取り早いのは歯医者さんにいって取り除いてもらうこと!医者の力は偉大です!お金を惜しまず、是非治療に専念してください!
3.寝ているとき、口で呼吸をしている人
口呼吸で眠っていると口臭の原因になってしまいます。口呼吸になると口の中が乾燥してしまいますので、口を閉じていても乾燥するのに、それを早めてしまい、細菌をより多く増殖させてしまうのです!
口呼吸になる人の傾向は
- 歯並びが悪い
- 口呼吸が癖になっている
- アレルギーや鼻炎持ち
- 花粉症
- 歯ぎしり、いびきをしている
- 朝起きた時喉が痛む
- 口内炎になりやすい
- 唇がよく乾く
寝ている間のことですから、とても難しいかもしれませんが、口呼吸を改善することで口臭はだいぶ軽減されます。
4.お酒やタバコ、ストレスを抱えている人
お酒を飲んだ翌日、口の中が乾燥している事が多くないですか?アルコールは体内で分解される時に大量の水分を消費するので、唾液が出にくくなってしまいます。お酒を飲んだ後に喉が渇いてしまうのはそういうことです!
お酒を飲んで、水分を消費して、喉が渇いて、また飲んでの繰り返しなので、悪い方向へどんどん向かっている形になります。よく寝る前にお酒を飲んで寝る人が多いですが、これは就寝中にアルコールが分解されてしまうのでよくありません。飲みたいのもわかりますが、なるべく控えるようにしましょう!
タバコを吸う人
タバコは口臭を悪化させる元凶と言っても過言ではありません。
タバコの成分であるニコチン。これは「ヤニ」とも呼ばれています。そのヤニが歯に付着すると歯周病を悪化させる原因になります。
喫煙者はもう吸っているだけで寝起きの口臭が臭いです。かといって禁煙してもストレスにつながってしまいますので、徐々に本数を減らしていくか、ニコレットなどを頼るしか方法はありません。ストレスにならないのであればやめるべきです!
ストレスが溜まっている
ストレスが溜まっていると口が乾きやすくなります。先程から説明しているように口の中が乾燥していると細菌の繁殖を促していることになるので、口臭が強くなってしまいます。
かといってストレスを作る状況を無くすのはとても困難ですよね。常に水分補給を心掛けるか、週1回でもストレス発散の場を作ってあげると良いです!
リラックス効果があるものとして
- 好きなこと
- 湯船に浸かる
- アロマテラピー
- 緑を感じる
こういったことを生活面に取り入れてはいかがでしょう?
5.舌の表面が白い、または黄色い
舌の色を確認してみてください!色が白かったり黄色かったりしていませんか?
それは舌苔と呼ぶもので、古い粘膜、食べカス、細菌が含まれ口臭の原因になっています。身体の不調に直接現れてしまう舌の部分は、胃腸や内蔵の危険サインとしても意味を持っています。
まずは医師の診断を経て、対処法を教えてもらいましょう!ちなみに、歯ブラシなどで舌を磨いても表面を傷つけることになり味覚障害を起こす危険性もあるので、必ず舌磨き専用のブラシを買って取り除くことをおすすめします!
前日に行う寝起きの口臭対策!
寝起きの口臭を少しでも抑えるために何をすればいいのかをお伝えしていきます。主に、前日や当日の朝にやるべきことや注意するべきことを1つでも守っていけば必ず口臭は軽減されるでしょう!
ただし、きちんと習慣づけたり、病院に通ったりと手間はありますが、相手に不快な思いをさせないためにも我慢をしていただきましょう!
寝る前によく水分を摂る!
口の中の乾燥を防ぐ方法として、水分を寝る前に摂るということが大事です!睡眠中も身体は活動していますので、思っている以上に汗が出ます。
平均で500mlの水分が睡眠中に失われ、多い時は1L!これでは、朝方は喉カラッカラです。体内に水分がしっかり補充されていれば、唾液の分泌も正常に働き、口臭を予防出来ます!
寝る前にコップ1杯の水分を補給すると口臭を減らすことが出来ます。
マスクをして寝よう!
マスクを装着して眠ると、口の中が乾燥せず雑菌の増殖を防ぐことが可能です!風邪の菌も乾燥状態で活発に細菌が動くので風邪の予防にもなり一石二鳥です。
口呼吸になってしまっている人も、マスクをつけることで改善されます。鼻まで隠すのは呼吸困難になりかねませんので、鼻だけだしてマスクをするようにしましょう!加湿器などを取り入れてもいいかもしれませんね!
特に冬場は乾燥しやすいですので、マスクと加湿器をしようして徹底してみてはいかがでしょうか!
寝る直前に歯磨きをする
寝る前の歯磨きを徹底させましょう!5分以上を目安に隅々までキレイに磨いていき、歯並びが悪い方などは歯ブラシでは磨けないところを、デンタルフロスや歯間ブラシなどを使用し、細かくキレイにしていきましょう!
それでも口臭が治らない場合は、内蔵器官や虫歯等が原因になりますので、心当たりがあればすぐに医師に見てもらってください!歯ブラシでは限度がありますので、しっかり隅々までキレイにするよう心がけてください!
お酒を飲むときに「やっておいた方がいい」3つのこと!
アルコールは体内の水分を奪っていきます。アルコールを分解するために水分が奪われていくからです!
でも、疲れた後はストレス発散に飲みに行きたいですよね?そんな時はどうすればいいのか!ちなみに、アルコールは水分を奪いだけで水分ではありません。ですから、それ以上の水分を摂取しなければならないのです。
お酒を飲む時はアルコールでない飲み物、お水や、ジュースを間に挟んで飲み、尚且つゆっくりと飲むようにしてください!そうすれば翌朝少しでも口臭は軽減されます。
リラックス効果があるものを利用して快適に眠ろう!
ストレスがあると唾液は減り、口内の乾燥につながります。逆にリラックスしていると唾液の分泌量が増え、口内の乾燥を防ぐことができるのです。
先程も説明しましたが、ストレス発散できることを探し、快適な状態で睡眠をすることが口臭を軽減させるのです。部屋に観葉植物を置いてみたり、アロマテラピーなどリラックス効果があるものを部屋に置いて眠るといいかもしれません!
翌日、大事な行事がある時はニオイの強い食べ物を控えろ!
ニオイの強い食べ物ほど不思議なことに美味しいものばかりですよね。ラーメン、焼肉などお酒飲みには堪らないです!しかし、翌日は臭い!翌日、大事な仕事があるときは控えなければいけないくらい口臭がひどくなります。
こういった食事は前日休みの日!と決めて食べていくようにしましょう!
- 乳製品などたんぱく質の多い食品 たんぱく質は細菌のエサになってしまう
- アイスクリーム系 脂肪分が含まれ、ねっとりと口の残る
- コーヒーや栄養ドリンク アルギニンという酸っぱいニオイを放つ成分
- ニンニク、ニラ、ネギ、玉ねぎ ニオイの強い野菜類
- カレーなど香辛料の多いもの
- アスパラガスなど、メルカプタンという成分が体内の酵素により分解され臭う
- キャベツ、小松菜など 悪臭成分を作る
これらは特に口臭に危険な食べ物です。
食事を終えたら、3時間以上空けてから寝るべき!
良く夜食を食べてすぐに眠りにつく人もいるかと思いますが、それは口臭の原因になります。
口の中に食べカスが残るだけでなく、胃の中の食べ物もうまく消化しきれないため腐敗し、寝起きの口臭を悪化させてしまいます。食べ物を消化するのにかかる時間はおよそ3時間から5時間です。最低でも食事をしてから3時間は、置いて眠るようにしてください!
寝起きにやるべき5つの口臭対策!
1.起きてすぐに、水分をとるようにする
寝る前に水分を摂るように、朝も起きてすぐ水分を摂るようにしましょう!ジュースやコーヒーなどではなく水であることが大事です。
水は無臭で、吸収率もいいので口臭を悪化させることもなく唾液の分泌量も早く増えます!ニオイのある飲み物は避けるようにしましょう。
2.食事はよく噛んで食べよう!
食事は健康のためにも口臭の無くすためにも必ず食べるようにしましょう!何の関係があるんだ!!と思うでしょう!
理由は、アゴを動かすことで唾液の分泌量を促してくれるのです。朝起きる人は特に、しっかりとよく噛んで朝食を食べ、歯磨きをすれば口臭がほぼ無い状態で一日を迎えられるわけです。ギリギリまで寝たい気持ちもわかりますが、しっかりと朝食を摂ることを心がけましょう!
3.食事の後はなるべくすぐに歯磨きをしよう!
食後はなるべく早く歯磨きをしましょう!朝方は、前日しっかり歯を磨いていれば、寝起きは汚れていることはないですが磨き残しが多少でもある場合があります。
前日の食事の磨き残しや朝食の食べカスをしっかりと取り除くためにも朝食後に歯磨きを行い、マウスウォッシュなどを使ってうがいをしてみるといいでしょう。
4.通勤、通学中はキシリトールガムやタブレットを!
通勤や通学中はキシリトールガムやタブレットを頼ると良いかもしれません!キシリトールガムはアゴを動かすことで唾液の分泌量を促し、キシリトールなので虫歯になる心配もないので便利です。
更に、歯垢を落としやすくしてくれる効果もあるため、歯磨き前に噛むと歯垢がキレイにおちます。就寝前にキシリトールガムを噛んで唾液を豊富に分泌させておくのも一つの手でしょう。
5.挨拶や会話は、口臭防止に効果的!?
何度も言うように、アゴを動かすことで唾液の分泌量を促します。ということは、会話をすることでも唾液を増やすことができます。
朝、家族で朝食を食べる時はよく話すよう心がけてみましょう!独り身の人は、仕事場へ行ってからでもいいので挨拶や会話をするよう意識して行動すると口臭の防止につながります。
胃の不調からくる寝起きの口臭がひどい!
寝起きの口臭が胃から来ている場合があります。胃が不調だと食べ物がうまく消化されず腐敗してしまい、臭いガスが息に混ざって出て来ます。他にもストレスが原因で、自律神経が乱れ胃の病気を起こしやすくなります。
そうすると、口臭は酸っぱいニオイを発しなかなか治りません。日頃の食生活や生活習慣などを見直して、健康な胃に戻す必要があるのです。
歯磨きなどももちろん大事ですが、胃はちょっとしたことで不調になりやすいので、こちらも意識して生活してください。
生理前や生理中の女性は寝起きの口臭が危険!
口臭は女性にはとてもつらいです。特に女性は恋愛に積極的なのですが、口臭があってはキスもお預けです…そして女性には生理があります。
生理は細菌への抵抗力が低下するため負けていまいます。更に体温が上昇します。血中濃度が高くなり血流が悪くなるので、普段より汗をかき身体が乾燥状態になることで唾液の分泌量が減少します。人によっては、イライラや腹痛、過食などが起こりストレスの原因になることもあります。
まとめ
寝起きの口臭は誰でも臭うものです。それをいかに軽減するかにかかっています。
口の中を乾燥させないこととニオイの元となるものの除去です。寝る前と起きてすぐは口臭を気にして、しっかりとケアをしていきましょう!このことを知っているのと知らないのでは全然違います!
ちゃんと口臭の原因を理解し、根本から対策すれば口臭は絶対に抑えることが出来ます!迷惑になるのは自分ではなく他人なので、是非諦めないで、口臭を改善してください!